ノミ・マダニ


「ノミ」「マダニ」は犬猫に寄生し、血を吸って繁殖する寄生虫です。「ノミ」は身体表面を移動したり血を吸う事で犬猫に‘痒み’を生じさせ皮膚の炎症を起こしたり、瓜実条虫という他の寄生虫を媒介したりします。また、大量に寄生することで子犬子猫などに貧血を起こすこともあります。「マダニ」はノミのように‘痒み’を生じさせることはあまりありませんが、貧血を起こすバベシア症や人獣共通感染症であるライム病など、様々な病気を媒介します。
- 毎年、4月から11月の期間:ノミ・マダニの活動が活発になる時期
(よくお出かけになるならば、冬場も予防が理想的です) - 毎月1回、予防薬の投与:錠剤・スポットタイプがあります
予防薬が効きにくいノミ?
ここ数年、特定の予防薬が効きにくいノミが増えております。異なるタイプの予防薬だとキチンと予防ができることから、これまでの薬剤に対して耐性を持ったノミが増えてきたためと考えられます。
予防薬を使っているのにノミがついた、などお心当たりのある方はご相談ください。