ワクチンで予防できる病気(犬)
- 犬ジステンパーウイルス <6種・8種>
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感染源 :感染犬の分泌物(排泄物・唾液・尿)
感染経路:感染分泌物の鼻または口からの吸入
症状 :食欲・元気減退 発熱
咳 結膜炎 粘性の鼻水 下痢
神経症状(けいれんなど)死亡率が高い
治っても後遺症(視力障害・麻痺)が残る事が多い
ワクチン接種でほぼ100%防御可能
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- 犬パルボウイルス感染症 <6種・8種>
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感染源 :感染犬の便
感染経路:感染便飛沫の鼻または口からの吸入
症状 :食欲・元気減退 脱水症状・発熱
血まじりの下痢 激しい嘔吐
心筋炎(子犬で突然死)死亡率が高い
ワクチン接種で感染をほとんど予防
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- 犬伝染性肝炎(犬アデノウイルス1型感染症)<6種・8種>
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感染源 :感染犬の尿
感染経路:感染物の鼻または口からの吸入
症状 :食欲・元気減退 発熱
嘔吐・下痢
角膜の白濁 子犬の突然死比較的まれな病気
発症例はほとんどがワクチン未接種犬
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- 犬コロナウイルス感染症 <6種・8種>
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感染源 :感染犬の便
感染経路:感染便汚染物の鼻または口からの吸入
症状 :下痢
犬パルボウイルス他との混合感染で重症化
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- 犬のレプトスピラ感染症 <8種>
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感染源 :感染動物(主にネズミ)の尿
または尿に汚染された土や水感染経路:感染物の傷・粘膜への接触
黄疸出血型
症状 :元気減退 発熱 黄疸
嘔吐 下痢 歯ぐきの出血 口内炎カニコーラ型
症状 :元気減退 発熱 尿毒症 尿の減少
激しい嘔吐 出血性の下痢症状なしの事が多い(不顕性感染)
人と動物共通の伝染病:日本では近年発症例なし
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